放射線技術×データサイエンス

放射線技術×データサイエンス

診療放射線技師がPythonとRとImageJを使って色々します

2021-01-01から1年間の記事一覧

Pythonのパッケージ「dicom2nifti」を使ってDICOMをNIfTIに変換する

NIfTIとは 医用画像のファイルフォーマットは基本的にDICOM形式ですが、DTIやfMRIなどのいわゆる脳のアドバンスドな解析に用いられるデータはNIfTI (Neuroimaging Informatics Technology Initiative) 形式に変換して解析することが一般的なようです。「.nii…

Motion Artifact Generator (MAGE) をPythonで実装した

楽しみにしていた以下の論文を読みました。 www.jstage.jst.go.jp この論文はMAGE (motion artifact generator)と呼ばれるMRI画像のモーションアーチファクトジェネレータを開発した論文です。アーチファクトを擬似的に作成できれば、元の画像を教師画像とし…

ImageJのフーリエ変換を雑にマクロで紐解いてみる

私は画像のフーリエ変換をするときにImageJを使用することがあります.いちいちコードをかかずとも,マウスを数回クリックするだけで複雑な計算をしてくれるImageJはすばらしいソフトウェアだと思います.プログラムのコードを書くことは好きですが,画像一…